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ノームコアの次は「アスレジャー」?米国発の新トレンドは日本で浸透するか

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「アスレジャー」というキーワードがにわかに注目を集めだしている。米国女性を中心に広がっているスタイル「アスレジャー(Athletic-運動-とLeisure-余暇-を組み合わせた造語)」。オリンピックを控え余暇にスポーツを楽しむ人が増える中、次の新市場として大手企業が続々と動き出している。

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 「アスレジャー」をいち早く日本で提案したのは、アパレル大手ジュン。「ナイキ」と共に「ナージー」をスタートし、オリンピックが開催される2020年までに25店舗の出店と約70億円の売上目標を掲げている。渋谷にオープンした旗艦店では「ナイキ」のスポーツウェアに加えて、カーディガンやデニム、オールインワンといったオリジナルコレクションを加えることで幅広い"アスレジャー"スタイルを提案。担当者は「(アスレジャーは)日本ではまだまだこれから。弊社では単に"スポーツウェアを街着として着る"といった表層上のファッション提案ではなくアスレジャースタイル、ひいては本物のスポーツウェアに触れることでお客さまの"DO SPORTS"の意識を高めることを目的としている」と話し、スタッフの育成や併設するジムを活用したサービスなどで、"アスレジャー"の浸透に注力している。

 一方、男性に向けてこのスタイルを仕掛けようとしているのが大手「ユニクロ」だ。近年、自転車で通勤するビジネスマンの増加に伴いスーツにスニーカーや、ダウンジャケット、リュックを合わせることが一般化してきたことを受け、ビジネスシーンへのアスレジャー需要の広がりを期待しているようだ。また、背景には今秋から男性向け「ジョガーパンツ」がヒットしていることも大きいという。主力商材として防風・防寒・軽量化を実現したシームレスダウンといった機能的なアイテムを打ち出しており、「『アスレジャー』という言葉をそのまま使ってはいないが、"スポーツをファッションに"という形でコミュニケーションをWEB、店頭スタイリングなど行っている」という。

 すでに米国では「アスレジャー」ブームから「ナイキ」をはじめ、ヨガウェアの「ルルレモン(lululemon)」、「スケッチャーズ(SKECHER)」などが好調な売り上げを記録しており、一大市場に成長しつつある。一部ではノームコアに続く新しいトレンドとしても注目されており、日本でも今後は様々な企業が参入しそうだ。


アスレジャーとは?


アスレチック(運動競技)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語。(athletic+leisure=athleisure)休日にジムでエクササイズするようなスポーツウェアを中心に構築されたファッションスタイルを指す。2000年の初めにヨガブランドである「ルルレモン」が発信したスタイルが原点と言われている。その後ナイキやアディダスといった大手スポーツブランド勢だけではなく、アパレルブランドが参入するホットな市場へと成長。

米の有力経済誌ウォールストリートジャーナルでも、アスレジャー市場の成長と背景について指摘されている。

未来に必要な力

コミニュケーション力

表情、立ち振る舞い、口調、など
個人の個性も十分に必要な要素と考えられるが、コミニュケーション力についてはその限りではない。

ではどの様に感じることがコミニュケーション力の高い人と感じるのか?
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....
答えに、プラスαがある。
と感じたとき。

つまり、求めている答え以上の内容であれば十分に納得のいくこととなる。

では、どの様にコミニュケーション力を高め意識、行動するのか…?

それは、
場数しかない。
もし、だれも知らない場所で、沢山の人とおしゃべりし、自分を印象つけするのは凄く勇気がいることだし、ましてや自分自信の印象を相手に刻むことなど、誰でも難しい…
できれば避けたいもの。
でも、これからの時代は必ず人工知能の発達、インターネットの普及により、
必ず仕事する上、自分を高めることのできる人間には、必要とされるスキル。

では、
場数を踏むためにどの様に行動すればいいのか?
日々の人間関係から、毎日新しい人間関係を作ることを意識する。
毎日一人。
新しい出会いをする。
職場でもいいし、プライベートでも構わない。
それを毎日、
一人に行動すれば、必ず身につけることができる。
まずは相手に興味《意識》をもち、会話を質問に変える。
もちろん、会話である以上相手からの質問も必ずある。
そのときに、求めてられているプラスαの答えを必ず意識し返答する。
それをづつけることが、一番のコミニュケーション力を身につける早道である。
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....
人工知能、インターネットの時代に人間でしかできないことがある。
それは、対面人間関係であり、必ず人生の岐路《進学、就職、恋愛、結婚、など》必ず考える相手が人であり普遍的なことがある。

コミニュケーション力とは、新しい未来に対し人間にとって、これからとても大切な力と考える。

今年はECが伸び悩む

新年初のブログ

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2016年、破壊の年から2017年からは新たなゴールに向う年に。
 
 一昔前には『フィットや風合いは現物に触れないと解らないから衣料品のECには限界がある』と言われたものだが、カタログ通販やTVショッピングの衣料品は90年代半ばから急伸して08年にはECも加わって衣料品流通の9%を占めるまで広がり、16年には15.8%まで拡大している。近年はスマホの小さな画面で衣料品を購入する人が急増しているのだから、この懸念は杞憂だったのだろう。だからと言ってECがこれまでの勢いで伸び続け、衣料品流通の二割三割(15年度で9%強)を占めるようになるのだろうか。
 何度も指摘しているように、今年はトレンドサイクルの切り替えシーズンとなってデザインと装飾が復活し緩いフィットがニートに戻るため、久方ぶりに買い替え需要が期待できる反面、これまで何シーズンも続いてきた'定番'的商品の売上が細って新たなデザイン物に分散する。
 これまでアパレルのECが急伸して来れたのは、ほぼ6年も続いたベーシックトレンドのお陰でフィットや風合いを実見する必然が薄く、とりわけ過去3年は'ノームコア'旋風でフィットがすっかり緩くなった事もECでの購入を後押ししたと推察される。それが一転して新たなデザイン物が台頭しフィットも細くなるのだから、店頭に行って試してみないと購入に踏み切れなくなる。ゆえに『今年はアパレルECが伸び悩む』リスクが懸念されるのだ。
 アイテムが限定されフィットも仕様も安定したシングルライナーはともかく、コーディネイトやトレンドを訴求する大多数のブランドはこの変化に戸惑う事になる。店舗小売業にとっては反撃のチャンスとなり、ECアパレルにとってはフィットや風合いを実感出来るショールームストア展開の契機となるに違いない。久方ぶりのトレンド大転換は店舗販売とECの両者に転換を迫り、ショールームストアを軸としたオムニチャネル化が急伸する事になるだろう。
 
ファッションビジネスコンサルタント
株式会社 小島ファッションマーケティング
小島 健輔 より
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